数という精神世界 Youtube動画

哲学・思想

 数っていったい何でしょう。たとえば「3」という数。
 「3」という数字をいくら眺めても、それはただの線にすぎません。「これまらわかるだろう」と、三本の指や三個のリンゴや三回のジャンプなどを見せても、その時目に見えるものは、指、リンゴ、ジャンプです。「3」という数そのものは見えません。「3」という数そのものは、精神世界にしかないのです。その精神世界にしかないものを、「数の概念」と呼んでいます。
 子どもに取っての精神世界は、ファンタジーの世界です。子どものファンタジーは、大人の思想・哲学に相当します。子どもに精神世界を伝えたかったら、ファンタジー世界に入り込んで、概念形成を楽しく美しくやるべきなのです。ファンタジー世界で数の概念を形成していくと、精神の血や肉となる概念が形成されます。そうすると、子どもは算数を嫌がらなくなります。
 このYouTube集には、「9歳 子どもが少年少女になるとき」という動画も入っています。9歳は、第二の出産といっていいようなことが起こっています。そこまでの子どもは、ファンタジー世界の住人です。子どもとファンタジーを共有することが、教育そのものなのです。そして、9歳を過ぎると、チョウが繭から出てくるように、子どもはこの現実、つまり原因と結果の世界に出て来ます。

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